エピソード 学生時代~30代

タイムスリップした公務員事務官の職場

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当時キハ58のディゼル急行「たかやま」号で車窓を 見ながら期待を膨らませ岐阜の航空自衛隊まで訪問 着いた途端に、ん!「これ博物館?」   一応建物はあるのだが何だか明治時代にタイムスリップ したかの様だ・・   20年前以上の話なので恐らく現在は近代的な建物になって いる筈だ!誤解のない様に・・   施設の中は事務官が業務する業務帯の建物、整備舎や物品庫 隊員が寝泊まりする宿舎や物品舎などがある。   あまり詳しく書くのは色々支障が出るので差し控えるが しかし古い!そして恐ろしく広い!   寮があると言う事で一応見せて頂いたが・・   案内下さった人事担当者さんも「もし寮の利用を検討されて いるのであれば民間のアパートを借りられた方が宜しいかと 思います。家賃も3万円位で借りれますので・・」 私もそう思った。   「そうですね一度親と相談してからこちらで採用して頂くか お返事致します」と言って帰路についた。   同時に自分の理想のオフィスイメージが・・崩壊   最初から写真だけ見れば「ええ~っ」となっていたであろう でも施設は古いのだが案内して頂く最中にすれ違う隊員同士   笑顔で大きく挨拶をし、他愛もない笑い話が始まるのを見て 「良いな」と何となく忘れていた温かさを感じたのも事実だ った。   さあどうしようか・・・?  
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