ダイハツ車試乗

ムーヴキャンバス購入して後悔するのか?燃費や乗り心地は2日間乗り回してみた

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ムーヴキャンバス購入して後悔するのか?燃費や乗り心地は2日間乗り回す

今回は人気のダイハツムーブキャンバスを2日間に渡って
乗り回してみた。

2022年の7月にモデルチェンジした新型ムーブキャンバス
でエンジンは自然吸気の660㏄だ。

デザインを見る限り先代と殆ど区別が付かないので先代
のデザインが如何にユーザーに支持されていたのか分かる。

ただ新型との見分け方は簡単でエクステリアはボンネット
前のダイハツのロゴが先代はマークなのに対して新型は
ローマ字でCANBUSと表示されてる。

更にメータパネルは先代がセンター式に対して新型は
ハンドル直前なので簡単に見分けられ中古車を探す
際の参考になるだろう。

今回の走行ルートは久留米から長崎の大村まで長崎
自動車道を通って片道100㎞を往復してみた。

街中2割・郊外2割と高速道路が6割と言うパターン
で長崎自動車道をメインに走行した。

先ず乗込んで見るとハンドル前に移動したメーター
パネル類が目に飛び込む。

速度計とタコメーターが並んで大きさも同じで
オーソドックスで見やすく好感が持てる。

カジュアルな内装の雰囲気の車内で女性ユーザーを
意識したものと思われるが男性の私が乗っても
違和感がないのが嬉しい。

ドアやハンドル部分のスイッチ類は特に高級感は
感じないがデザインと色合いが良いので合格点

新型ムーヴキャンバスの乗り心地・加速・ハンドリングは?

さてDモードに入れて早速発進してみる。

軽めのアクセルでシュンとタコメーターの針が跳ね上がり
車体が加速していく。

660㏄の自然吸気CVTなのでトルク感はさほど感じないが
スルスルと速度が上昇する。

実際に思ったよりも低いエンジン回転数で加速して巡航
体勢に入れるので街中でキビキビ走行してもストレスは
堪らない。

絶対的な加速はターボエンジンには敵わないがアクセルを
ギュッと強めに踏んで加速した場合はヒューンと言う吸気
音が混ざって結構エンジンの加速音も楽しめるのが良い。

スズキのワゴンRだと高回転域のエンジン音は唸る感じに
なるので雰囲気的にはムーヴキャンバスの方が個人的には
良い印象だ。

乗り心地は走り出した瞬間からハンドルにシッカリ感が手に
伝わり剛性感が高い事を予想させる。

ハードな乗り心地ではないが女性ユーザーを意識すると、
やや硬めな印象だが運転して数分もすれば反対に不快な

振動はカットして路面状況を的確に運転者に伝えてくれ
るので安心感があって不安がない。

実際にコーナリング時でも安定したタイヤの接地感と共に
高い車体の剛性感を感じながら安心して曲る事が出来る。

それも、その筈で今回は自然吸気エンジンだが何とターボ
仕様と足回りは同じなのでガンガンアクセルを踏み込める。

見た目こそ先代と似ているが中身は全くの別物と言って良い。

ハンドングはどうだろうか?

ライバル的にはワゴンRスマイルが候補になるのか?と
思われるがワゴンRスマイルのハンドリングは軽めで
ハンドル切れ角にに対して車体の曲がりが緩め。

個人的には大雑把なハンドル操作にも対応しているのだ
と思うがムーヴキャンバスはハンドル切れ角に対して

車体の曲がりが感覚的には自然な感じで特に意識しな
くとも例えば右にこれだけ曲りたいと思い右手に意識を

やるだけで車体が曲がって行くので身体と車体の一体感が
得られやすいのがメリットだ。

視界も良い大型フロントガラスで展望席に座った感時で
爽快感があるが左右に交差点等で曲がる時はAピラーが
2本柱になっており中間窓があるので巻込み事故を防ぐ
ために中間窓が採用されている。

この部分はスズキのスペーシアと同じ。

ムーヴキャンバス高速道路の走行は?
今回は高速道路がメインで片道100㎞程度の行程を日帰りで
往復した。

高速道路でのムーヴキャンバスだが時速100㎞での走行は
CVTのお陰もあって巡航走行はエンジン回転数が3,000回転
以下で自然吸気エンジンとしては静粛性は及第点だ。

剛性感の高い車体は時速100㎞以上でも安心感があって
レーンチェンジでも節度感があるハンドリングでリラックス
した運転ができる。

 

今回は横風が結構きつい状態での走行で最初は不安だったが
実際に走行してみると確かに風切り音は音が大きいがハンドル

を取られる事も無く車体はビクともせずに安定した走行が
楽しめた。

短所は登り坂や追越し加速時などはアクセルを多めに踏む必要が
あるので走行距離が増えるに従ってターボエンジンの方がトルク
があって疲労感は少ないだろうなと感じる。

また夜間の街中走行でのオートハイビームは改善性の余地あり
と判断した対向車が来ると明らかにハイビームのままの状態が

2,3秒続き思わず・・ヤバいと思う場面が何度かあって結局
手動に切り替えホットした。


新型ムーヴキャンバスの燃費は?

さて2日間のムーヴキャンバスの試乗が終了して結果255.4㎞
走行した燃費はどうだろうか?

給油量は14.77リットルでリッター17.2㎞だった。
ガソリンタンクが30リットルなので大体航続距離は500㎞と
言ったところ。

ただ今回はアクセルは街中、高速共にガンガン踏んで燃費走行は
一切無しなので実際は更に燃費は良いと思われる。

またターボ車の方がトルクの密度が濃いのでエンジンを回さなくて
も速度が出る分は燃費が良いのかも知れない。

自然吸気とターボ車との価格差は10万円程度だが加速パフォーマ
ンスや燃費を考えると高くてもターボ車を購入した方が高速走行
も含めて満足出来るのではないかと思った。

いずれにせよ今回試乗した新型ムーヴキャンバス自然吸気だが
ターボ車と違ってアクセルを踏んで回して走る楽しさは結構魅力
だったしターボ車同様の足周りを備えた部分は高く評価できる。

 


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