ホンダ・シビック6速MT車高速インプレッション☆
シビック ハッチバック6速マニュアルで高速道路を楽しむ。
今回は前回に続いてホンダシビックハッチバック6速MT
で高速道路へ繰り出してどの様な走りをするのか観察して見る。
主に中央自動車道で諏訪湖付近を走行してみた。
諏訪湖インターから岡谷JCを経て岡谷インターまで途中雪が
チラホラする寒い時期の走行であったが路面に雪が積もらな
かったのが幸いであった。
早速インターのループ線を時速40㎞で流しながら加速レーンへと
移り加速しながらシビックハッチバック6MTを加速させる。
本線に車が無いのを見計らって3速ギヤでフル加速する。
あっという間に法定速度の時速80㎞を超えて4速・5速と
シフトアップしていく。
速度の乗りは1,300㎏以上ある車体だが1,500㏄ターボエンジンは
軽やかに加速し気が付けば速度が出ていたと言った感じだ。
早々と4速か5速ギヤに入れて加速レーンで加速し本線に合流する
事も十分可能なトルクの厚さだ。
しかし実際にあえて3速ギヤで加速するとスムーズかつ非常に扱
いやすいトルクフィーリングで加速するが4,000回転を超えた
辺りから徐々にブースト圧も高まり3桁を軽く超える速度で加速。
荒々しさや豪快さと言ったフィーリングはあまり感じられないが
もうチョットという感じで刺激を求めると知らない間にとんでもない
速度が出ているので注意が必要だ。
シビック ハッチバック6速マニュアル高速での加速フィーリングは?
本線に合流してしばらくクルージングしてみる。
直進安定性は抜群でしっとりとした感触のハンドルを握り
前を向いているだけで静粛性の効いた車内でタイヤの低めのロード
ノイズを耳に入るが気にならないレベルで落ち着いた運転ができる。
時速100㎞で5速ギヤで2,800回転付近を指しているが普段アルトワークス
に乗っている自分にとっては十分満足だが更に6速ギヤがある。
スイフトスポーツも6速だがスイスポでの実際の6速走行ではエンジン回転数が
2,800回転なのでシビックハッチの方が静粛性は高い。
シビックハッチバック6MTの加速フィーリングはしっかりとした
トルク感を感じつつもラフにアクセル踏み込んでも気になるショック
がない。
誰が乗っても快適に意のままに車体を加速させる事ができるフィーリング
で過激さは無いのだが自然吸気の1,200㏄の様に弱めのトルク感で扱い易い
フィーリングとは異なるのが興味深いところ。
なので低中回転域の4,000回転以下でも確実に車体を押し出し加速し
4,000回転を超えると6,000回転過ぎまで抜けるようなスムーズな加速
感が続いていく。
5,000~6,000回転での速度域になると現実的な面を考えると相当な
速度が出ているので危険ですらあるので扱い易いエンジン特性が故に
注意が必要である。
ターボブーストの圧の掛かり具合はブースト系で確認してみると
低めのギヤ2速・3速で引っ張った時だと低中回転域の3,000回転以下は
それ程ブースト圧は掛からない目盛りが10段階で2ないし3位だ。
3,500回転を超えた辺りから本格的にブーストの目盛りが5ないし6位
まで到達するが先ほど述べた通りエンジンの回し過ぎは速度に十分
注意する必要がある。
では一般道でターボブースト圧が高めに発生する場面はと言えば
高めのギヤで5速で時速50㎞で流している時にアクセルを強めに
踏んだ時にブースト目盛りが6又は7位まで結構高めのブースト圧が
掛かるのが確認できる。
要は4速~6速ギヤ使用でエンジン回転数1,500回転付近からの
ギヤチェンジ無しでのアクセルを強めに踏んで加速する際に
ターボブーストが多めに働く設定の様だ。
マニュアル車だと低めのギヤで低回転域で高いブースト圧を掛けて
豪快に加速させていくスイフトスポーツ6MTだとその様な加速
フィーリングなのだがシビックハッチバック6MTはこれとは違う
加速フィーリングで非常に興味深い部分だ。
シビック ハッチバック6速マニュアル高速でのエンジン回転数は?
高速道路での走行も快適なシビックだが時速100㎞での6速ギヤでの
エンジン回転数は約2,300回転
静粛性もまずまずでタイヤのロードノイズも低めで小さく快適な
車内環境が約束されると言っても言いだろう。
普段から2,000㏄クラスに乗り慣れた方であれば特に感激する事も
なくこれで普通と言った感覚になるのでは?と思うが
普段アルトワークスを運転している筆者にとってはシビックハッチ
バック6MTの高速走行は本当に極楽で快適そのもの。
そこからアクセルを踏み込めばブーストが効かせながら追越し加速も
6速のまま十分可能なトルクフィーリングだ。
これなら新東名の時速120㎞区間でも十分な高速パフォーマンスを発揮
できしっとりとしたハンドリングと高い剛性感のもたらす安定した乗車
フィーリングで高速走行の疲労を最小限に抑えれれる事だろう。
時速120㎞で6速ギヤで約2,700回転で日本の行動を走行するなら6速の
ギヤ比はこれ位の方が一般道でも使用できるので妥当だと思う。
またマニュアル車に乗っていると高速走行の場合追越し加速なら6速の
ままでも十分なのだが意図的に5速や4速ギヤを使用して加速フィーリング
を楽しむのもMTならではで4,000回転過ぎからのエンジンサウンドは
ホンダ中々官能的な排気音を聞かせてくれるのもシビックハッチ
バック6MTの魅力の一つだと思う。
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