エピソード 学生時代~30代

企業に頼まれて就職する異常な時代

目安時間 3分
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20140307171249   当時は公務員に憧れていた自分は1日3時間位は自宅や 大学の帰りに問題集を解いていた。   平成4年バブル経済の真っ只中で自宅には何通もの企業説明会の パンフレットが届き電話も日に3回位は聞いたこともない建設会社から 「海の原さんですね!おめでとう御座います。貴方が弊社の次期採用者に 内定致しました。付きましては6月10日14時に内定者説明会を行います。   他に大勢の内定者の方が出席され18時から懇親会パーティでバイキング 料理が食べ放題ですので、ぜひご出席下さい。」   私・・えっ!?・・内定!? 内定を頂けるのは喜ばしいが見も知りもしない会社・・ 逆にこちらが不安になる・・ 他の学生にも連絡しているんだろうなぁ・・・ この手の電話が1日2回か3回毎日かかってくる。   しかし業種と言えば殆どが営業職 今もそうだが当時も私と友人も含め営業職は敬遠されがちで 一般事務職が人気だった。 理由は単純で「楽そうで見た目が良さそうだから」 と言う事で私の場合は公務員を目指していた。   実際公務員の仕事は後で意外とハードな仕事だと知った。 でも、やりがいが有るならと志望動機は変わらなかった。   当時は就職口には全く困らない状態だが現在の雇用情勢ならば 「楽そうで見た目が良さそうだから」や「見た目が華やかそうだから」 での志望動機で就職するのは気を付ける必要がある。 特にアパレルや電化製品のショップ店員なんかは流行の商品を取り扱い 一見華やかそうに見えるが一旦就職してしまうと 長時間の立ち作業と拘束時間、 月に数日しかない休日で遊びや、自分の時間はおろか仕事で 蓄積した疲労を回復する時間もままならない。 そして恐ろしい位安い手取りで雇われ蟻地獄の様に抜け出せない 日々が待っている。  
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