健康 アトピー

アトピー新薬 リンヴォックかデュピクセントどちらを選ぶ?

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誰も教えないアトピー リンヴォックかデュピクセント選択しだいで

人生に影響がでる。

アトピーで新薬とされる薬がここ3年間ぐらいで何種類
か発売されて
実際に重症のアトピー患者さんに投与され
ててきた。

今までのステロイドと保湿、抗ヒスタミン剤などの投与
では
軽症であれば一時的に凌ぐ事ができるが重傷だと
そうはいかない。

今回取り上げるアトピーの新薬は既に知っている人も多い
リンヴォック デュピクセントについて書込む。

デュピクセントは「IL-4」と「IL-13」という物質の
はたらきを
直接おさえ痒みや炎症を抑え皮膚症状を
解放に向かわせる。

 

デュクピセントは遺伝子組み換えを用いて製造された
薬品
生物学的製剤である。

使用方法は皮下注射

生物学的製剤とは、バイオテクノロジー(遺伝子組換え技術や細胞培養技術)
を用いて製造された薬剤で、内服すると消化されてしまうから
点滴あるいは皮下注射で投与する。 


リンヴォックはJAK阻害薬とも言われる治療薬でアトピーだけでなくリューマチ
にも処方され炎症の信号を伝える経路ブロックして痒みや炎症を抑える。

使用方法は口径内服

リンヴォック、デュピクセント共に実際に投与された方の意見を見てみると
従来のステロイド治療よりも比べ物にならない程の効果をあげアトピーの
悩みから解放されている人が多いのも事実。

皮下注射・内服と使用方法の違いはあるが重傷のアトピー患者からすれば
非常に気になる新薬である。

リンヴォック、デュピクセントを使用する人によって差はあるが
両方とも身体の肌に潤いが生じ痒みが、ほぼ無くなるため皮膚を
掻き壊してしまう悪循環も断ち切る事ができる。

筆者はリンヴォックを約1年服用した経験もありリンヴォックに関しては
服用し始めた頃は「何と言う便利な薬なのか!」と驚いたものである。

デュピクセントは実際に使用している人などに聞いてみた感想は
効果もリンヴォックと遜色なく効果を上げている。

ただ身体は綺麗で満足だが首から上が効きにくいと言う人も多い。

リンヴォックかデュピクセントどちらの新薬が自分に向いているか?

どちらの新薬が自分に向いているか?

新薬の種類が1種類であれば迷う事はないが自分の身体で仮に効き目が
同じと仮定した場合はどこを基準に選択すれば良いのか?

考え付くのは実際に新薬を使っているアトピー患者さん経過を観て
自分と照らし合わせて想像する事が多いのではないだろうか?

例えばリンヴォックであれば使用方法がとにかく楽で1日1回好きな
時間に水で服用すれば良いだけ。

外出先や旅行でも十分対応できる。

ただし慣れて来ると、あまりにも簡単なので飲んだか、飲まなかったか?
忘れてしまう事が何度かある。

仕事の合間に無意識にペットボトルの水でリンヴォックを飲む。

すると無意識なので1時間後「あれっ?」さっき薬飲んだ?
となってしまう。

15㎎を1日1回服用で効果は24時間で徐々に消えて飲み忘れると時間と
共に痒みが出て来る。

その点はデュピクセントの方が2週間に1回皮下注射をすれば他の日は
やる事はないので、そこはメリットだろう。

ただし注射が苦手な方は自然とリンヴォックに目が行くのでは
ないだろうか?

細かなメリット、デメリットはまた別の機会に書込むが皆大体こんな
感じで「じゃあデュピクセントにしよう」とかで選んでるのだと思う。



誰も教えないアトピー新薬の重要な選択基準

誰も教えないと言うと若干違和感があるのだが自分がアトピーの情報を
得て新薬について情報収集した限りでは実際に相当数の皮膚科を通院し

またリンヴォックを処方して貰った先生からも聞く事がなかったが非常に
重要な選択基準のひとつとは・・

つまりアトピー新薬のデュピクセントは生物学的製剤である。

デュピクセントは生物学的製剤

デュピクセントは生物学的製剤

デュピクセントは生物学的製剤

大事なので3回言いました。

つまり、どう言う事かと言うと「生物学的製剤」を使うと勿論効果は
ありアトピーが軽快して症状から解放される。

基本的に生物学的製剤のデュピクセントは使用している限り効果の恩恵を
受けるが問題は一旦デュピクセントの使用を中止した場合だ。

例えば費用の面でデュピクセントを打って1年位してアトピーが殆ど消失
したとする。

「じゃぁいったん止めてみようか?」

打ち続けてたデュピクセントと止めて再び使用すると今度は同じ人でも
これまでの様にデュピクセントが効かない人が出て来るのである。

この時体内で一体何が起こっているのだろうか?

これはデュピクセントが生物学的製剤であるために一旦使用を止めてしまう
と体内に中和抗体が出来てしまうからだ。

中和抗体が出来てしまった状態でデュピクセントを打っても効き目は
従来の2%に下がる。

アメリカ等では新薬の臨床データ―を取っているが全員では無いがデュピク
セントが便利な薬だからと言って打って止めてを続けると中和抗体が出来る
危険性が益々高まる。

確かに一時的にストップして再開しても同じ様に効き目が発揮する人もいる
ただ基本的に生物学的製剤はこの様な作用をするので頭に入れておくべき
だろう。

この事を知った上でデュピクセントを使用している人が日本に一体何人いるの
だろうか?

ではリンヴォックが良いか?と聞かれたらそれも簡単に「はい」とは言えない。

何故なら3カ月ごとに血液検査があってもし数値(特に肝臓など)が高ければ
自分が飲用したくても先生が処方してくれないとそこでストップ。

じゃあストップしたら、どうする??

幸いデュピクセントの場合はリンヴォックの様に副作用は少なく血液検査の
必要がないので一番リスクを減らしてと言うならデュピクセントを使用した
なら一生続けるのが一番リスクが少ない。

その事実を踏まえた上でどの新薬を選択するかを考えても遅くはないだろう。

 

 


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