日産サクラの高評価が落とし穴になる訳

日産サクラの高評価が落とし穴になる訳

日産のサクラが売れ行きが非常に好調だそうだ。

20年の5月に発売され電気自動車の販売では珍しくヒットした
車で納車までかなりの日数を必要とする様で試乗などの問い合
わせも多いと言う。

これまで電気自動車と言えば日産のリーフが思い浮かぶが街中を
見てもたまに見かけるだけで必ずしも売れ行きは好調とは思えない。

 

しかし今回のサクラについては軽自動車と言う事が売れ行き好調の
要因であるのは間違いない。

特に軽自動車の場合は使用用途が通勤や買い物など短距離で地方
などは鉄道で通勤している家族の駅までの送り迎いなどチョイ乗り

で移動する場合だと1回当たりの航続距離が短くても問題が無い
人が購入を検討するのであろう。

とは言えガソリン車の軽自動車だと車種にもよるが満タンで4~500㎞
は走行できるが電気自動車のサクラの場合はカタログ数値でフル充電
で180㎞・・

当然この数値は当てにならず実際に走れば良くて8割として120㎞だろう。

まあ、それでも先ほど述べた使用用途限ってサクラを使用するならば仮に
自宅が一戸建てであれば充電設備を設けて夜間に充電して昼間使う事が
出来るし、そうは不便ではない。

それに移動が車メインの郊外だと近くのスーパーまで買い物やドラッグ
ストアによって帰りは喫茶店に立ち寄って奥さん連中と笑談して帰宅
とか1回の走行距離が10㎞から15㎞程度なら問題ない。

冬場に家族を駅まで送る時などは乗車時にすぐ発車しても電気ならすぐ
に温風が出てきてガソリン車の様に目的地に着いた時に暖まる何て事も
ないだろう。

日産サクラの価格は一番低いグレードで233万円、高グレードのGで
294万円と軽自動車と比較すれば高価だが事前にユーザーが用途を
何に使うかを把握して購入すれば問題はないであろう。

走りの質感共に日産サクラ内装と外装共に高いクオリティが落とし穴

日産のサクラは電気自動車と言うだけでは単になく走りのクオリティや車体の
外観や内装のデザインの質感も非常に高い。
走りの方はモーター駆動によるアクセルの踏み始めから既に最大トルクが発生した
状態で前輪を駆動させる、その数値は何と195Nm

例えばアルトワークスだと100Nmなので軽四ターボ車の約2倍これは自然吸気の
1,500㏄より高い数値だ。
馬力こそ自主規制で64psに規制されているが最大トルクを見れば停止状態から
アクセルペダルを強めに踏めば静かにグイグイと車速を上げていく。

ただこのモーター駆動の強力な加速フィーリングは時速70㎞まででの関係で強力な
モーターを載せて更に加速性能を向上させる事は可能なのだがバッテリー容量が限ら
れているので加速を重視すれば航続距離が確保出来ない。

日産サクラのユーザー用途はあくまで短距離移動がメインと言う事を考えると街中で
はこの様な加速フィーリングがベストと言える。

そして外観のデザインも軽自動車ながら近未来的で実際の質感も高く見ていても所有
する喜びを与えてくれるだろう。
内装も価格に見合ったデザインと質感で二本スポークのハンドルと2パネル式のディス
プレイが目に飛び込む正に車のオール電化と言った感じ(笑)

電制シフトは少ない動作で駆動操作が可能で手に馴染みやすい。
見た目のデザインも良い☆

既存の軽自動車の内装と違和感がないが細部に目を凝らせば質感と機能性をアップ
させた内装が目に飛び込んで来る。

外観よりも内装のほうが実際に運転していれば目に付く頻度は遥かに多いのでこの
内装のクオリティならば運転していても思わず顔がニヤけてくるかも知れない。

そして日産サクラの用途はあくまで市街地メインの短距離走行で使用するのがお勧め
なのだがバッテリーを車下に積んでいるので車体の重心が下がる事によって安定した
コーナリングを実現している。

従来のガソリン車に長年乗っていた方が電気自動車のサクラを運転したとしても
車体のクオリティはもちろんだが実際に運転して見ての加速フィーリングはガソリン
車より強力でかつ静かでアクセルワークを使いながらコーナーを左右に抜けていく
操作感は気持ち良いものである。

最初は短距離で限定的な使い方を推奨する日産のサクラであるが走りの満足度は
非常に高い物がある。

日産サクラ走りのクオリティが高ければ遠出したくなるのは必然的
最初は家族の送り迎えや近場のスーパーにお買い物で購入前の用途と合致した
事は問題無かったのだが軽自動車の規格からすればターボーエンジン顔負けの
トルク感で小型車クラスも喰って掛かる程の走りの質感。

そこで「じゃあサクラで日帰りで少し小旅行と行きましょう」と言った具合で
片道100㎞程度の工程を組んでドライブに行くとする。
そう一回の走行距離が満タン充電でサクラならカタログ数値で180㎞なので
実際に走行出来る距離は大体120㎞位だろう。
電欠状態を予想して余裕を持って充電しなければならないので安心して走行
できる距離なら80㎞位が妥当ではないか?

当然自宅を出発して充電スポットを予め確認しておく必要があるし仮に充電
出来たとしても急速充電で30分で100㎞程度の走行が可能だから帰宅まで
ならもう一回充電が必要になってくる。

ここが日産サクラのネックとなる部分いや電気自動車全般に言える事だろう
車体や走りの質感が高い分当然満足度も高いのだが単純に移動目的で購入
するのは良い。

但し少なからず車に興味があって運転自体に面白みを感じる人であればサクラ
を運転すれば必ず「この走りで長距離走行を楽しんでみたい」とか何なら泊り
でどこかに出かけたいな・・

となるかも知れないが現状ではガソリン車であれば何の問題もなく走れる走行
距離が電気自動車にとっては結構大きなハードルになる。

特に冬場や高速道路を走行するとなると消費電力は更に大きくなり限られた
バッテリー容量ではみるみる走行可能距離が減り精神的にも良い物でない。

電気自動車のモーター駆動の滑らかで静かな強力な加速感は非常に魅力的で
捨てがたい物があるが故に「長距離を走ってみたい」と言う欲望が出てくる
のは自然な事である。

仮に現状のフル充電でエアコン使用時での航続距離を把握出来たとしても
バッテリーの経年劣化で1年後、2年後で更に航続距離が短くなる事は予想
するに難しくはない・・

日産サクラを始めとする電気自動車には、この様な課題が存在する上で購入
するならば問題は無いと思う。

 

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