続マツダデミオディーゼル6速MTインプレ評価 (エンジン特性・走行・旅行記)
続マツダデミオディーゼル6速MTインプレ (走行・旅行記)
前回マツダデミオディーゼル6速MTインプレ (車両紹介・旅行記)
を投稿してかなりの時間が経ってしまった@@
続マツダデミオディーゼル6速MTインプレ
乗車する前は少なからず他の方のデミオのスカイアクティブD
6速マニュアルの感想は読んでいた
・ギヤ比が燃費重視でワイドレシオ過ぎる・・
・発進時の1速と2速の比が大き過ぎ
・一般道は3速、良くて4速までしか使えない・・
・1,500回転以下のトルクが不足でもたつく・・
せっかくの6速マニュアル車の登場だったがエンジン特性
とギヤ比に関する不満が多く聞かれた・・
私が実際2日間乗車してみての個人的感想・・
なるほど!・・
このエンジン特性ならこのギヤ比が一番面白い!
しかも扱い易い!
何でそうなるのか?
それは・・物事の捕らえ方がだろうと言うのが結論
先ずはデミオディーゼルをクラッチを繋いで早速走らせて
エンジントルクの特性を探ってみる。
1速でアイドリングの900回転から1,200回転付近は特に
トルクフルと言う印象は無い。
反対にやや半クラッチが少々長めな感じでクラッチを繋いで
発進する感じだ。
この感覚はデミオ1.3のガソリンエンジンも5速MTと
フィーリングが似ている。
そして1,200~1,500回転付近は先ず先ずのトルク感。
しかしディーゼルターボと言うならもう少しトルク感があって
も良い感じがする。
そして1,500回転過ぎからディーゼルターボの本領発揮と
言わんばかりに強力なトルク感を伴って重量1,080キロの
車体を引っ張る。
1,500回転と言えばディーゼル車なら中回転域の差掛かり
でその下の回転域が前述のようにトルク感が乏しいのが
1部ユーザーの不満ではないだろうか?
確かにクラッチを繋いだ瞬間に強烈なトルク感で渋滞や
一般道での走行でも余裕の低回転域でゆったりと走行
こんな期待のイメージを持っていると確かにこの
トルク特性だと不満が出るだろう。
あともう一つ良く耳にする不満点・・
ギヤ比がワイド過ぎて5速・6速が使う機会が少なく
エンジン特性が活かすことができない燃費重視で
こんな設定になっているのか?
と言う言葉も耳にする。
中には・・
デミオXDは3速マニュアルと言った言葉も・・
私も最初にディーゼルターボにしては低速トルクが
そうパワフルでもないな・・
と思ったが・・
何回か一般道で信号待ちのゴー・ストップを繰り返し
峠道や流れの良い道をクルージングしたりして
ある点に視点を移すと反対にガラッと見方が変化した。
その視点とは・・
デミオXDの1速ギヤは1速ギヤでは無く
「実は準1速ギヤである」
そう、クラッチを繋いで何回か発進する度に・・
確かこの感覚はたま~にマニュアル車で1速ギヤが入り
づらく2速で発進する時がある。
それと似ているし実際にアルトFを所有されている方が
5速ミッションなのだが普段は発進時に2速発進する方が
いらっしゃる。
マニュアル車で2速発進を通常とする方は以外に多い
事を知った。
デミオXDの900~1,200回転のトルク特性が特に
低い訳ではない。
1速ギヤが高めに設定してあるためこの様な感覚
になるのが原因と解る。
言い方を変えれば低めの2速ギヤで発進している感覚。
なので他の車種の1速~6速とデミオXDの1速~6速では
デミオXDの方が1段高いと理解すれば腑に落ちる。
マニュアル車だと確かにクロスミッションで
コクコクとシフトノブを動かしチェンジする楽しみ
もある。
特にデミオXDはシフトもコクコク決まりチェンジする
のが楽しかった。
ただディーゼルエンジンなので基本的に1200回転以上
回っていればパワーに不満はない。
それに1,500回転を超えれば☆☆
官能的で強烈な加速を体験できるワクワク間も出てくる。
そしてこの加速感は4,000回転過ぎまで続き以外にも
レッドゾーンの5,000回転までスッとストレス無く
針が吸い込まれる。
なのでワイドなパワーバンドを活かして無駄な
シフトチェンジをしなくて良いと捉えたら非常に
楽しい。
デミオ6MTで3速クルージング♪?
私の住む場所は郊外で長時間ノロノロ運転の渋滞は朝夕の一時的
な時間帯に限られる。
それ以外は場所にもよるが狭い2車線であれば時速40㎞前後で
見通しが良く流れの良い。
そんな場所だと時速50~70㎞位で走行するケースが多い。
但し都会の中心部などで運転するケースだと昼間でも渋滞は
頻繁に起こる。
流れが先ず先ず良い道路でも時速40~50㎞で走行する
ケースが多いし・・
実際東京でレンタカーを借りた際は時速60㎞以上で走行する事
はホンの僅かな時間で殆ど一瞬と言っても良いくらい。
もしデミオXDで時速40~50㎞で走行したならば3速ギヤ既に
1,500回転前後を使用する事になる。
個人的にはアクセルレスポンスと静粛性のバランスから言うと3速で
ずっと走行するのが一番快適だ。
トルクが盛り上がりレスポンスが良くなるのもこの1,500回転
からだし、そこから追い越し加速をする場合も都合が良い。
この速度域で4速にシフトアップするとエンジン回転は1,000回
転程になる。
ただ走れなくは無いが・・
このエンジン回転域だと特にトルクが弱い訳ではないが強いと
言う感じでもない。
失速気味になると結局3速で戻す感じなので4速ギヤは時速60km弱
から使用が適している感じがする。
実際にデミオXDで走行したのは関東付近の郊外で渋滞から流れの
良い所だと時速50~80㎞で走行できた。
しかし・・
これが都市部でのチョイ乗り運転だけだとすると3速ギヤより
上は使えないケースが出てくる。
なので4速ギヤ以上は使用せずに運転終了!!
と言うパターンが出てくるのは予想する事は難しくないので
「何で6速もギヤが付いていて3速までしか使えないんだ」
「燃費の数値を良くするためにこの様なギヤ比を設定したのか?」
「走りのフィーリングを重視したマツダには失望した」
そんな書き込みをよく目にしたのだが・・
個人的には実際運転して見て・・
このギヤ設定の方が面白いし実用的に感じた(笑)
確かに6速MTで1速のギヤ比をもう少し下げそれに連れて
2~5速も下げたとする。
6速も高速巡行用にしても1~5速が下がれば繋がりが悪くなる
ので必然的に少しは下がる。
基本的にディーゼルエンジンは低回転域のトルクが厚い。
そこに通常低めの1速ギヤを設定しても直ぐに2速にシフト
アップするだけ。
重い荷物を積む貨物車でないなら最初からデミオXDの様に
1速ギヤを坂道発進に支障のない程度に高めに設定しておけば
返って手間が省ける。
デミオXDのシフトフィーリングはスコスコを決まるので
かなり好印象でクロスミッションでポンポンシフトチェンジ
すれば楽しいと思う。
しかしディーゼルエンジンのパワーバンドの広さを有効に味わう
ならこのワイドなギヤ設定は反対に魅力の一つとなる。
パワーバンドは1,000~5,000回転付近までストレスなく回り
尚且つ各ギヤの守備範囲を広く取っているので独特の乗り味に
なっている。
そこが好き嫌いの分かれる所だと思う。
高めの1速ギヤでクラッチを繋いで発進するので・・
ディーゼル=強力な低速トルク
を先入観でクラッチを繋ぐと・・あらっ?っとなるが
何度か発進を繰り返して「最初から高めのギヤ設定なのだ」と頭で
把握しておけば通常の発進には支障なく普通に運転出来る。
3速で巡行時でも実質的に4速で走行しているのと同じと捉えると
違和感が無くなり見方も変わってくる。
例えばスーパーの駐車場を出入りする際に徐行運転する時など
通常の他の車種なら2速ギヤを使用しながら駐車スペースを探し
ながら徐行するのだが・・
このデミオXDの場合は1速ギヤで徐行運転したがやはり他の
車種で2速で運転している時と同じ感覚で運転できる。
通常他の車種だと前輪が駆動している時に1速ギヤに入れよう
とすると結構入りにくく入ってもガリっと音を立てながら1速
ギヤが入るので2速だと入り易い。
この場合でもデミオXDだと前輪が駆動して少し速度が有っても
1速ギヤにすんなりと簡単に入る。
因みにデミオXDで2速発進してみる。
出来ないことは無いがかなり長く半クラッチを使ってようやく
発進出来る状態。
実質は他の車種だと3速ギヤで発進しているのと同じな
のだから(笑)
このギヤ比を頭で把握してパワーバンドの広いディーゼルエンジンを
使いこなすと頻繁にシフトチェンジする楽しさとはまた別に操る楽しさ
が味わえる。
それと各ギヤの守備範囲が広くなる事で6速の高速巡行が快適度数
がこのクラスでは一番高いだけでなく走っていて楽しさも倍増され
ていると感じた。
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