新型スイフトXGガソリン車 試乗 街中レビュー加速、ハンドリング、乗り心地は?byごまお(´ω`)
新型スイフトのXG 街中インプレ試乗
今回は新型スイフトのXGに試乗して街中を走行してみた。
グレードは一番下のXGの純ガソリン車でCVT車だ。
エンジンは新開発のZ12型エンジンで1,200㏄の3気筒で昔は
3気筒と言うと雑なイメージがあったがトヨタのヤリスでも採用
されている様に「進化してるんだろう」と言う信頼感もあって
ネガな感じはしない。
先代のスイフト1,200㏄の場合発進時にアクセルを強めに踏むと
エンジン回転数が先に上がりそこから速度が乗って来るフィーリング
だが、これも最小限に抑えられ予め頭で理解しておけば問題ない
レベルであった。
3気筒化される事で1200㏄の必ずしもトルクフルではない低回転域
のトルク感が向上が期待できるのは嬉しい。
エクステリアは先代から進化してヘッドライトがシャープ感が増して
フロントグリル部分もツヤ有りになって質感アップ。
グルっと車体を見まわしても下級グレードでも安っぽさがない。
早速乗り込んでエンジンを掛ける。
シートに座るとホールド感を意識した造りのシートで、お尻から
腰部分のフィット感とサイドの適度な張り出しで身体の包み込
も適度な感じ。
座面部分も左右に出っ張りを設けてあるが車の性質上乗ったり
降りたりする機会も多いので小さめにしてある。
オーソドックスなメーターを眺めてDレンジに入れて発進。
XGの場合は電動パーキングではなくバー式のサイドブレーキ
発進時のトルクは先代の滑る感が減っているのが好印象でアクセル
の開度にお応じてリニア感が有るのが3気筒になった利点を感じる。
自然吸気なのでドカーンとしたトルクは無いがリニアで滑らかな
トルク感が楽しめる。
調子に乗ってアクセルを踏むと5,000回転付近までタコメーターの
針が上がる。
高回転域でも3気筒の雑味感が無く澄んだフィーリングで嫌な振動も
なく上質に吹けあがる。
アクセルをちょこっと踏めば交通の流れには簡単に乗ってしまう位の
トルクはある。
しかし回し気味にして走ってしまう位に回転フィーリングが良い。
4気筒ですと言いわれても分からないかも@@
ペダル位置は右足をまっすぐ突き出すと丁度ブレーキとアクセルの
中間位に来るので数センチでも良いのでペダルを右に移動できれば
ベスト。
ハンドリングは街中では交差点での大きく曲がる部分も軽すぎず
重すぎずで気になる点は無し。
直進時も変にハンドルの遊びが大きいとか反対にシャープ過ぎて
疲れる事もなかったので中々良い感じ。
峠道や高速道路でのフィーリングが気になるところだが先ず大丈夫
だろう。
乗り心地は先代に比べややソフトだがキビキビ走ってもフニャとした
ところが無いのが良い。
トヨタのヤリスの1000㏄の様に乗り心地は良いがフロントタイヤの
状況がハンドルを通して分かりにくい感じが無いのは流石スイフト。
因みにスイフトのMZの方は乗り心地がやや硬め。
XGでもアダプトクルーズコントロールが付く
スイッチ類はエアコン部はやや小さめだが操作性は良かったのと
指で触れる部分なのでブラック色だがピアノブラック部分が最小限
なので好感が持てる。
ドアサイドのスイッチ類も特に安っぽさは感じなかった。
このグレードにしては満足。
内装のデザインはホワイトとブラックのツートンでカジュアルな感じ
だがホワイト部分に汚れが付いた時や経年劣化で変色した時の
見た目はどうなるのか?が多少気になる。
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