アルトワークス

「アルトワークスの加速性能を徹底解剖!最新データと体感レビューで見るスピードの秘密」

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 アルトワークスの加速性能とは?概要と基本スペックの徹底解析

今回はアルトワークスの加速性能と実際のデーターと体感に基づく経験から一般的に言われているアルトワークスが速いと言う言葉の意味を考えて行きたいと思う。
果たして本当にアルトワークスは速いのか?これが人によっては実際に評価がバラバラなのが面白い。
個人的にはアルトワークスに魅力を感じるのは強烈な加速感であるのだが果たしてこの部分の本質は何なのか?

最新型36アルトワークスのエンジン性能と加速力はどうか?

スズキのアルトワークスは、1980年代から軽自動車のスポーツモデルとして高い人気を誇り、数々のモデルチェンジを経て進化してきた。
当初はF5A型 550cc 直列3気筒ターボエンジン当時としては異例のパワーを持つターボエンジンを採用し、軽快な加速力が特徴。MT(マニュアルトランスミッション)仕様で、スポーツドライビングを楽しむユーザーに支持された。

現在は5代目となり36アルトワークスと呼ばれ発売予定は無かったのだがスズキがアルトターボRSを2ペダルの5速AGSで発売
したのが切欠でファンが「当然アルトワークスも発売するんでしょ?」と言う声が殺到して製造発売に至ったと言う面白いエピソードがある。

 

  • エンジン:R06A型 660cc 直列3気筒ターボエンジン
  • 最高出力:64馬力(自主規制)
  • 0-100km/h加速:約10.35秒
  • 特徴:現行モデルは、アルトワークスでも軽量の670㎏を実現。660ccターボエンジンは、低速域からのトルクが豊富で、特に都市部でのストップ&ゴーの際にその加速性能が光る。
    電子制御デバイスや軽量化されたボディにより、従来のモデルよりもさらに俊敏な走りが可能。

0-100km/hの加速タイム:実際のデータとユーザーレビュー

アルトワークスで実際に停止状態から時速100㎞までの加速タイムは約10.3秒から11秒弱と言ったところ。
では加速のフィーリングはどうか?

軽めのクラッチを切ってスコンと一速にギヤを入れてスタートすると低めの1速はすぐに吹け上がりギャイン!と加速する。

思ったより加速感が強く一瞬ビックリしながら2速・3速とシフトアップして行く。

低中回転トルク重視のエンジンが効いて3速で引っ張る頃に丁度時速100㎞に到達するかどうかの部分。

2,500~5,500回転が一番が強烈な加速感を味わえる所だ。
タイムに拘るならレッドゾーンの6,000回転まで引っ張った方が良いのだろうがブーストの圧が5,000回転過ぎた辺りから下がる

のでフィーリングとしては5500回転でシフトアップした方が良い。特に街中走行ではそう思う。

 ライバル車との加速力比較!どの車が最速か?

実際に軽自動車としては最速と言っても過言ではないアルトワークスだが他の軽自動車や排気量の大きいスポーツタイプと比較してアルトワークスはデーター的に速いのかを見ていこうと思う。

 アルトワークス vs 他の軽スポーツ:加速性能は?

先ずは先にお伝えした
アルトワークスが0-100が約10.3秒 
S660の6MTで約10.9秒CVTで約11.4秒
GRコペン5MTで11.8秒
N ONE RS6MTで10.6秒


と言う事で殆ど大差ないと見るがワークスより180㎏思いS660がこのタイムを出すと言う事は7,000回転付近までモーターの様にシュンと高回転まで回るエンジンに要因がありそうだ。

 

 スズキ スイフトスポーツとアルトワークス:0-100km/h加速を比較

次にスズキを代表するスイフトとスイフトスポーツの加速はどうだろうか?
ZC83SのCVT1.2Lで0-100㎞が約9.1秒
スイフトスポーツ6MTのZC33Sで約7.5秒
1,200㏄の自然吸気ながらさすが10秒の壁を超えるのは速い。
スイフトスポーツに至っては断トツで7.5秒のタイムだ。


アルトワークスの強烈な加速の正体とは?

軽自動車のスポーツタイプと排気量の大きいスイフト・スイフトスポーツと0-100㎞の加速タイムを見比べて来たが正直ライバル車と比較してアルトワークスがダントツに速い訳ではない。
しかし乗車レビューや試乗体験記を読んでいるとアルトワークスの方が速いと言う声が多いのも事実で私個人でもアルトワークスの
加速感は結構強烈で面白くS660はマイルドで高回転域の伸びが良いと感じる。

    • アルトワークス加速が強烈と感じるのはなぜ?

    • アルトワークスとS660あるいはN‐ONE 6速MT加速タイムこそほぼ同じであるがワークスの場合は低めに設定された1速ギヤとそこからクロスに設定されたギヤと低中回転域を重視して高回転域をバッサリ捨てたエンジンのトルク特性にある。
      ワークスで停止状態からクラッチをつないで発進すると何もここまで1速ギヤを低くしなくても良いんじゃない。
      と言う位に低い。
      自然吸気の660㏄のマニュアルの様な感覚でクラッチを繋いだらホイルスピンしてしまった。
      そこから繋がりの良いミッションでガンガン加速していく印象で身体を包むレカロシートと相まって強烈な加速感を感じる
      実際のタイムでは無く加速感と言う加速の感じさせ方が絶妙なのだタイム的にも、そこそこ速い訳だし一般公道を走る分には
      これで十分加速を楽しめで速い。

      単純に数値だけでなく実際に運転してみてドライバーが感じる部分が大切なのである。
      さすがに2リッターターボとかを乗り慣れた人なら「別にそんなに速くない」と感じるか「軽にしてはまあまあ速いかな」
      くらいの感覚だが人間の感覚は慣れてしまえば刺激的に感じる部分が少なくなる部分に注目すれば車の楽しみ方も変化して
      来るのではないか?



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kyugomao

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