スイフトスポーツ

平成29年式スズキスイフトスポーツ詳細試乗インプレ(1)街乗り

目安時間 15分
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平成29年式スズキスイフトスポーツ詳細試乗インプレ(1)街乗り

 
新型スイフトスポーツの試乗に恵まれ少しインプレを
紹介したが今回は3時間程度街中と高速をメインに再び
乗車する機会を得た。

 
実際スポーツモデルとなると峠道やサーキット走行の性能が
気になりがちだが普段使いでは新型スイフトスポーツを運転
した場合果たしてどの様な印象になるのだろうか?
 
しかも素人目線で(笑)
 
実際に感じたフィーリングを書き込みたいと思う。
 
 

スイフトスポーツのデザインは?評価

 
今回乗車したのはチャンピオンイエローでスイフトスポーツを
代表するカラーだ。
 
 
実際に見てみるとフロントマスクはノーマル スイフトより幅広
だが引き締まった感じがする。
 
しかしサイドから眺めて見ると先代と比較してズングリした印象

 
 
そしてタイヤホイールのデザイン自体は美しいアルミなのだが
なぜかSUV風になっているのが少々違和感がある。

 
 そしてリヤはお馴染みの2本出しマフラーでスポーティーな
感じを演出し個人的にもお気に入りの部分。
 
 
シルバーメタリックが落ち着いた感じて個人的にお気に入り
なのだがそうなるとリヤビュー以外でフロントとサイドに
ワンポイント加えて見た目の差別化をして欲しいところ。
 
例えばブレーキパッド部分を赤又は黄色など目立つ色に塗装し
アクセント入れても良いと思う。
 

 

 スイフトスポーツの内装は?評価

 

インテリアは 見た目(画像)の通りで赤色のアクセントは

シフトノブのカバーとハンドルとシートのステッチ部分
で十分と思われる。
 
ダッシュボードとドアサイド赤い部分は単純にカーボン調
の方がシックリくる。
 
40歳以上の方だと気分的に抵抗があると思う。
 
その辺はアルトのターボRSの派手さが評判がいま一つで
ワークスのさり気なさのブラックを基調とした内装が受けた
パターンとよく似ている。

シフトノブのデザインはシンプルで好感が持てるもの
いかにも走りのマニュアル車と言う雰囲気が漂ってくる。
 
ただその前方のドリンクホルダーの四角形枠に塗られた
赤塗装が一瞬・・
 
重箱に見えたのは私だけであろうか?@@
 
タコメーターは昼間と夜間で見た目が異なる。
 
昼間はパネルの殆どが赤なのでレッドゾーンが把握し難い
慣れれば問題はないが・・
 
反対に夜間はメーターの縁部分のみが赤なので断然こちらの方が
視認性に優れる。

昼間のメータパネル 
タコメーターのレッドゾーンが把握し難い。
 
夜間のメーターパネル
シンプルだが視認性は良好☆
 
画像で見ても解る様に昼間でも夜間と同じ表示パターン
にした方が好ましい。
 
個人的にスポーティさを強調したメータパネルにしたい
のなら夜間表示のパターンで縁部分をイエローにした方が
差別化出来て視認性も良好になるだろう

例えばこんな感じ
      ↓↓
 
デザインに関しては好き勝手書いて早速乗り込みエンジンを
始動しギアを1速に入れてクラッチを繋ぎスタート
 
スポーツタイプの専用シートに腰掛けるとレカロシート
の様にスッポリと身を包まれる感覚は弱いがホールド性は
十分。

実際の乗降りのし易さはこちらの方が行いやすい。
但しリクライニングの倒し調整はレバーで段階式なので
レカロシートの様に微調整が出来ない。
 
この辺はレカロシートに慣れた自分にとってはドライビング
ポジションの拘りが脳裏を過ぎる。
 

但しレカロシートはホールド感は抜群で乗車時は疲れにくい

のは良いが乗り降りの際はヨッコイショと言った具合乗降り

の時に気を使う。

 

シート座面の左右の張り出しが大きいため街中を買い物など

で何回も乗降りする際には張り出しに体重が乗ると長期間

 

使用すれば張り出し部分が潰れ気味になる可能性が大きい。

その点ではスイフトスポーツのオリジナルシートの方が

乗降りし易い。

 

新型スイフトスポーツ加速性能は?

 

 1速1,200回転位で慎重に走り出し2速へシフトアップ
暫くは2,000回転前後で軽く流してみる。
 

クラッチを繋いだ瞬間も自分の意に反して加速し過ぎる

事もなくトルク数値の割には扱いやすく過激と言うより

扱い易さの方が印象に残るトルク特性

 

 

 そして慣れれば右足の操作次第で好きなだけ加速を得る

事ができる。

 

グイっとアクセルを踏めば過激に加速する事も可能だが

1,200回転から5,800回転までの加速フィールは一定に

なっている。

 

そのため刺激が欲しいと思い加速に気を取られていると

知らぬ間に速度が時速100㎞オーバーなんて事にあるので

注意が必要。

 

 
運転席側のウインドウを5 センチ程開けて走行したが
タイヤのロードノイズは聞こえるもののそれ程煩いとは
感じない。
 
アルトワークス(ポテンザ)の6割弱程度に感じる。
ワークスの場合は気候の良い時期で外の空気を入れながら
走行したい時にウインドウを開けても数秒後にはピシャっと
再び閉めてしまう。
 
スイフトスポーツのコンチネンタルタイヤの場合はそこまで
煩くは感じない。
 
そして大き目の路面のうねりだと流石に衝撃はやや大きめだが
小さめの路面凹凸はプルルンと言った感じでしなやかにいなし
乗り心地は良い。
 
この辺は同じスポーツタイプでもワークスとは違い快適性は
こちらの方が上で尚且つ路面追従性も高く高品 質な出来栄え
を感じる。
 
最大トルク23.4kgf.m/2500-3500回転の数値が頭をよぎり
初めは慎重にアクセルを踏みクラッチを繋ぐ。
 
しかし2,3回程発進を経験したら直ぐに慣れる扱い易さ
後は右足の操作具合で幾らでもパワーが引き出せる感じ
でリラックスして街中走行が楽しめた。
 

 
パワフルだが非常に扱いやすいので刺激敵な感じはあまり
しなかったがギュッと詰まったトルクがいつでも引出せる
そんな感覚。
 
普段は自然吸気の660ccや1,200ccクラスに乗車している
方が乗れば「オオッ!」となるだろう。
 
エンジン音は低回転では「ボゥオーン」と言った低くこもった
音色を響かせ非常に静かな印象
 
期待して5,800回 転までエンジンを引っ張っても同じ音色がやや
大きくなるのみで特に良くも悪くも無く。
 
官能的な感じも無しなのが少し残念。
 
 
ただ20分程街中を走行してから今度はギヤチェンジの
タイミングを少し変えてみる。
 
普段は1速で発進後に早めに2速に入れてやや引っ張る
パターンこれでも十分加速は速いが・・
 
そこで発進時の1速で丁寧にクラッチを繋ぎ完全に繋がった
段階でグイっとアクセルを踏み4,000回転過ぎまで引っ張る。
 
 
勢い良くギューンと背中がが前に押される感覚!
 
 
そして2速入れて再び4,500回転まで引っ張る。
この時点で既に時速60㎞オーバー
 
3速で少し引っ張り4速へ・・

これが中々刺激的!
 
 
3速でも引っ張りたいが5,200回転で時速100㎞なので一般道
だとあまり現実的ではないスピードになってしまう。
 
レ ブリミッターが5,800回転でアクセルを踏めばストレス無く
そこまでタコメーターの針は上昇する。
 

しかし2速では煩いし必死感が漂うので個人的に飛ばす時でも
マックスの7~8割位の段階でシフトチェンジするのが好み。

 
 
さり気なく速くそして刺激的な加速が味わえる。
 
今回は街中と高速道路がメインでワインディングを走り込む
事は残念ながら無かった。
 
しかし時折緩やかなカーブや交差点の右左折時などでも
車体とハンドリングのシットリとした感触をジックリと
味わいながらハンドルを切って走行する。
 
 
元々スイフトXGや更にはRSTでも車体剛性・ハンドリングそして
サスペンションのバランスは高次元で体感出来ていた。
 
それも普段の街乗り程度で誰でも体感できるのが非常に好印象
だった。
 
今回のスイフトスポーツもその例に漏れず日常域で無理に
速度を出さなくてもちょっとしたコーナーがあれば楽しめる
のが良い。
 

ただ今回スイフトスポーツに奢 られたモンロー製のサスペンション
サーキット等の高速コーナリングで最大トルク23.4kgf.mの駆動力を
的確に伝えるのに真価を発揮させるのに一役買っているのだな
と想像しながら緩い一般道のカーブを駆け抜ける。
 
 
スポーツタイプだからと言って特に気兼ねする事なく
極端に言えば通勤から買い物まで何でもこなせる。

モンロー製のサスペンションは乗り心地が良い。
 
 
ただしスポーツタイプの「乗り心地が良い」と
マツダデミオ等のツーリング系の「乗り心地が良い」
とはやはり別な意味になる。
 
 
デミオの1.3の5速マニュアルに乗った際に「乗り心地が良い」
と感じたがデミオの場合は車体剛性から来る安心感と
 
サス ペンションが路面の凹凸走行時に初期動作が柔らかめで
よく動いてショックを吸収し不快な振動が伝わってこない。
 
 
 
そしてコーナリングでタイヤに荷重が加わった時に
サスペンションがグッと踏ん張りカーブを駆け抜ける感じ。
 
この場合は乗り心地が良い反面どうしても路面の細かい
状況は身体で把握しずらいので走りに拘るのならマイナス。
 
と言ってもかなりのハイレベルな走りになるが・・
 

今回のスイフトスポーツのモンロー製のサスは初期動作にコシが
あってしなやかに路面に追従してドライバーに伝える。
 

明らかに大きいギャップは衝撃を感じるのだが普段有りふれた
中程度以下ののギャッブであれば振動は伝わるがサス のしなやかさ
が良く働き不快感を最小限に打ち消してくれる。
 
 
なので大きい小さいに関わらず路面のギャップの状況を伝えてくる
が細かいギャップは不快な感触は一切なく路面の状況だけが
的確に伝わって来る感じだ。
 

街中を30分ほど走行しスイフトスポーツが身体に馴染んだ

ところで高速道路へ移動する。

 

時間の関係でワインディングロードを走り込みたい気分だが

ICへ向かい3車線の高速を走行してみた。

 

次回は限られた時間ではあるが高速インプレとスイスポの

使い勝手などを書込みたいと思う。

 
 

 

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kyugomao

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  1. […] 平成29年式スズキスイフトスポーツ詳細インプレ(1)外観・内装編 […]

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