アルトワークス

アルトワークスの加速感がシビックハッチバックよりも強烈なカラクリを観てみる☆

目安時間 8分
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アルトワークスの加速感は強いがタイム的にはどうか?

 

クラッチを無造作に繋ぐとホイルスピンした・・
初めてアルトワークスの乗った時の出来事で衝撃だった。

 

今まで確かに自然吸気エンジンの660㏄ばかり乗ってきたのもあるが
それでも慎重にアクセルを開けてクラッチを繋いだつもりだが・・

 

超ショートストロークのシフトを操作しながらアクセルを開け加速
していくと軽い車体はグングンと車速を上げて心地よい緊張感に包まれる。

 

信号待ちで先頭に立つと発信加速が楽しめるのでその度にワクワクしながら
クラッチを切ってギヤチェンジしアクセルを踏む何回味わってもこの加速感は
魅力的だ。

少しワークスの操作感に慣れて車を観察してみるとターボエンジンのトルクが
明らかに低中回転域のアイドリングから5,000回転までに凝縮されているのが
理解できる。

 

そして1速ギヤも通常なら発信時に速度とトルクのちょうど良いバランスで
設定されるのが普通だが明らかに発進時の豪快なダッシュ感を生み出す事を
目的にあえて低めに設定してあるのが理解できる。

 

シビックハッチバックの加速の方がタイム的にはワークスより明確に速いが・・

 

乗り味を比較するとシビックハッチバックとアルトワークス

パワーとトルク的には圧倒的にシビックの方が上なので乗った

加速のフィーリングはシビックの方が強烈な感じがするのではないか?

と思う筈である。

 

しかし実際に運転してみるとどうだろう・・

 

感覚的にはアルトワークスの方が刺激が強い。

 

サスもかなりハードでちょっとした路面の凹凸でも
ハンドルとシートに振動が伝わって思わず、
おおっと・・感じるくらい硬い・・

 

ただ数十分運転していると単純に硬いのではなくガツンとくる

不快な振動はカットして角の取れたハードではあるが不快では

ない振動が伝わってくるのが解る。

 

そしてこのサス設定がコーナリング時の路面把握に一役買って
おり安定した鋭いコーナリング性能に寄与している事が解る。

 

そしてクラッチを繋いだ瞬間ボケっとしているとホイルスピン
する様な強力なトルクを発揮する位に低い1速ギヤが印象的で
そこから2~5速までクロスし繋がりが良く小気味良い加速感。

 

 

一方シビックは対照的に運転のしやすさが印象に残りクラッチ、

アクセル、シフト操作がやりやすくエンストもし難い構造でとにかく

初心者でも安心して運転できる。

 

実際にもトルクフルでアクセル操作が容易で分厚いトルクを
引き出せ安心感と共に強力な加速を実現している。

ラフなアクセル操作でもギクシャクし難いのでその分過激な

加速の印象はないが知らずの内に気が付けばかなりの速度が出

て驚くことになる。

 

乗り心地も路面の凸凹をサスがしなやかにいなし不快な振動を

カットしてくれる。

 

アルトワークスの加速感の秘密は

 

結局のところワークスの加速感の秘密は64馬力10.2kgのトルク

必ずしも大きくはない。

 

しかし670kgの軽い車体と言うのが身体が体感する加速感に非常に

大きく貢献している。

 

660ccと1,500ccを比較するのもアレで馬力に目が行きがちだが

改めて軽い車体の加速感の鋭さを認識する事となった。

 

あと、それとワークスの場合はさらにギヤ比のクロスミッション化

とトルク特性を低中回転に一気に発生させる様に重点を置いた

出力特性になっている。

つまりアイドリング少し上の1,200回転からクラッチミートして発進

する際に意識的に低くした1速ギヤでホイルスピンが容易な程に強力な

加速をあえて演出している。

 

そこから2速、3速とシフトアップしていくのだが2,500回転付近から

更に加速感が強烈になりタコメーターの針が上昇していく・・

 

これを体感した運転者は刺激的で官能的な体験をする事になる。

 

ハードなサス設定だがダンパーが効いて路面追従性が良くガッチリと

路面に4つのタイヤが食いついて加速するのも印象的だ。

 

これらのエンジンとサスのセッティングが体感的に印象に残る加速感を

生み出している。

 

但し限られたパワーとトルクでこの演出をするなら切り捨てる部分が

必要になる。

つまり低中回転の強烈なトルクを運転者に印象付けるなら反対に高回転

域の伸びの良さはバッサリと捨てる。

 

そうでなければ欲張って高回転域の伸びの良さも追及すれば低中回転の

強烈なトルク特性がぼやけてしまい魅力がなくなってしまう・・

 

全体を見極めてどこに焦点を置くかを決めて高回転域を犠牲にする代わりに

強烈な印象を得る方法を採用した。

 

れがアルトワークスの強烈な加速感の秘密ではないだろうか?

 

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