日産ノートe-POWER 乗車インプレッション

日産ノートe-POWER 乗車インプレッション

 

今回は日産ノートe-POWERに3時間程走行。 
以前から是非試乗したいモデルだった・・

 

その理由は!・・


 アルトワークスより速い@@

 

ある深夜に信号待ちをしていた時だった。

片側2車線のこちらは追越し視線に停車中

真横の走行車線に1台のノートが停車した。

 

 

信号が青に変わったのでクラッチを繋ぎ1速で発進し

早めに2速ギヤに入れて3速へシフト

 

この時シフトタイミングはこの時は4,000回転付近

これでもシートに背中が押し付けられる十分な加速感

体感できいつもの悦に浸っていた。

 

しかし・・

 

 

左斜め前にオレンジ色の日産ノートがスルスルと

徐々に前に出てくる。

 

??

 

ノートって自然吸気の1,200㏄じゃなかったっけ?

 

慌てて3速5,200回転まで引っ張るが更にスィーッと

した感じで徐々に距離が開いていく。

 

 

直線の登り勾配でアルトワークスも3桁付近のスピード

だったが更にそれを上回る速度で日産ノートが引き離し

いった。

 

暫くして・・

 

あっ!これが例のノートe-POWERなのか・・

 

 

 

やっと気付いたのがこの車種に興味を持った始まりだった。

 

で、因みに私は今までハイブリッド車に乗った事は

あるが実際に運転した事がない。

 

 

あるとすれば試乗車でスイフトのマイルドハイブリッド

をチョロッと運転しただけ・・

 

 

で今回はいきなり動力が100%の電気自動車に!

 

 

実際に実車を目にするとフロント周りがゴツゴツ

した時期的には少し前の印象のデザイン。

 

 

今回はブラックだがフロントグリル部分がメッキ

塗装されてうっすらとブルーのラインが綺麗に

入る中々質感は高い。

 

 

インテリアはシックでブラックを基本とし

ホワイトのアクセントがシートとドア内側

に施されさり気無くお洒落な感じ。

 

 

シフトの操作部分が丸型のボッチで軽い力

で操作しニュートラル・バック・前進を

セレクト。

 

そしてボッチ下に目立たないが黒いボタンで

走行モード ノーマル・エコ・Sモードが切替が

可能。

 

メーター周りは質素だが大き目で視認性の良い

スピードメーターが好印象だった。

 

その他インフォーメーションが左側に

ブルーとグリーンあとホワイトのレベルインジ

ケーターで表示

 

 

アクセルオフの時はブルーのメモリが増えて

回生(充電)アクセルをグイッと踏めば

グリーンもしくは強い加速時はホワイトの

パワーメモリが増え見ていて中々面白い。

 

まあエンジンに例えればタコメーター替わり

の感覚。

 

エアコンスイッチの形状はハッキリ言って

好き嫌いが分かれるだろう。

 

 

操作性は悪くないが何だかタコの吸盤みたい

な感じがして最初は違和感があった(笑)

 

シートはごく平凡な感じが見た目したのだが

長時間乗車しても身体にフィットして滑りや

 

圧迫感も無く適度な圧迫感がホールド感が

あって中々良い出来栄えで気に入った。

 

 

ノートe-POWERの走行動力性能はどうか?

 

そのシートに身を預けてノーマルモードで

発進!

 

最初はやや控え目にアクセルを踏みながら発進

したので加速は緩やか・・

 

アクセルを離すと惰性で走行する。

 

この辺は1,200㏄のCVTの感覚と非常に似ている。

と言うかエンジンは発電用で動いている時だと

普通の1,200㏄と勘違いしてしまう。

 

加速自体はアクセルにリニアに反応しグイッと

踏めば強い加速もするし緩めに踏めば穏やかに

 

加速すると言った加減がやり易く直ぐに慣れて

しまう扱い易さ。

 

5分も走行すれば慣れてしまいチョイ物足りなくなる

そこでセレクトボタンを押してエコモードを通り越して

いきなりSモードにして走行!(笑)

 

!・・おっ!コレ!コレ!この加速!

 

静かでサウンド的には物足りないが

アクセルの踏み具合によってリニアにスピードが

上昇して行く。

 

決してターボエンジンの様にドーンと言う感覚では無く

モーターが滑らかだに強力に車体を加速させスピード

メーターもギュンと針が上昇する。

 

 

大トルクは254Nm(25.9kgm)2,000㏄ターボ車に匹敵する

加速力あっと言う間に時速100㎞オーバーでその後もグングン

加速してく@@

 

街中の信号からの発進でも余裕で交通の流れをリード出来る。

 

 

アクセルを戻せば回生ブレーキが効いてブレーキペダルを

踏む事なく停止出来る。

 

 

最初はアクセルに微妙に反応して乗り難いのではないかと

勝手に思っていたが・・

 

アクセルペダルの操作が滑らかで非常に

扱いやすいのでストレスなく速度の加減速が出来る。

 

鋭い加速がいつでもアクセルペダル一つで発揮できる。

 

 

 

しかも一定速度でのクルージングも行い易いのは

非常に魅力的。

 

ただ最初の頃は信号の交差点の停止位置のかなり手前で

停止した事も事実だが・・

 

電車を運転している様な感覚☆

 

運転モードではやはりeパワーが本領発揮出来るSモードが

気に入ったので9割以上はSモードで走行した。

 

直進時からの赤信号でのストップはアクセルペダル操作の

慣れで十分対応できる。

 

例えば一時停止のある信号の無い交差点を何回も通過する

時や駐車場で停止寸前の速度調整などで惰速で走って

最後にブレーキペダルで減速や停止したい場面がある。

 

 

そんな時は時速15km以下で回生ブレーキをキャンセルし

惰性で走行できる設定が出来れば良いなと思う。

 

ハンドリングは操角中央付近は軽めで女性の方が買い物

などで駐車場の駐車や出入りするのにはプラス

 

 

だが個人的にもう少しシットリとした感覚が欲しい。

 

最小半径も4.9mで小回り性能も不便さは感じなかった。

 

 

モーターで走る電気自動車だが個人的にはやはり環境

とかエコなんかよりも強力なトルクによる加速力を

活かした走りがこの車の魅力だ。

 

特に燃費には気を使う事なく思う存分に走った。

 

いくらハイブリッドで燃費が良くても100%電気自動車

で自動車の走行時がCO2の排出量がゼロだとしても

環境面ではあまり意味が無い。

 

なぜなら電気自動車やバッテリーの電気はどこから

供給されるのか?

 

火力発電で電気を起せばその時点でCO2が発生する。

あと廃車時に処分段階でもCO2は発生する。

 

結局同じ事だしそれならしっかりと走る車と言うもの

造った方が便利で安全だし楽しめる。

その点ノートe-POWERは街中のキビキビ走れるし

ワィンディングも強力なトルクが左右に続くカーブ

 

や急勾配でも静かに力強く山道を駆け抜けて

くれる。

 

モーター駆動で聞こえるのはロードノイズが殆ど

なので気が付いたらかなりの速度で走行していた

のも事実だから注意が必要。

 

あとアクセルオフ時に減速するがどのくらい減速

するのかは慣れるまで注意が必要だろう。

 

あと峠道をハイペースで走行する際にモーターの

駆動力は十分なのだがハンドリングはやや軽めで

 

コーナリング時にgが掛かった際にはシャシーがやや

不足気味な感じ。

 

少し肩の力を抜いて余裕を持った走行が一番煮合って

いる感じがするがパワーを活かし切れないのは歯がゆい

感じかした。

 

その点ノートe-POWERで二スモ仕様はどうなのだろうか?

気になってきた・・

 

 

途中眺めの良い田舎道をマッタリ走る楽しみ方も

もちろん可能☆

コンビニで休憩♪しノートe-POWERを眺める。

質感が高いので所有する喜びも味わえる。

 

ノートe-POWERでの高速道路インプレ

3車線の高速道路を走行したが例に漏れず

 

ハイペースで走行したため走行⇒追越し⇒走行

の繰り返しで時速90㎞から130㎞付近をメーター

は記している。

 

乗車距離が25㎞と短い事もあるがもう一つは

ノートe-POWERの加速の鋭さを味わうとアクセルを

踏み込んで加速を味わいたくなる。

 

まるで麻薬の様な感覚・・

(モチロン使用した事はありませんが@@)

 

それにSモードで走行しても一定の速度を維持

して走る事もアクセルペダルが非常に操作し易い

ので個人的には問題なく走行出来た。

 

エンジンは頻繁に作動しモーターに電気を供給

していたが恐らく2,000回転少しのアイドリング

 

より少し高めの回転域だと思われるが基本的に

高速走行ではエンジン音が耳に付く事は無かった。

 

やはり、と言うかロードノイズと風切り音が

耳に聞こえる割合が大きくなる。

 

 

これら2つの音を「車に付き物」と捉えるか単なる

騒音と捉えるかで評価が大きく違ってくる。

 

100㎞プラスαで走行する分には直進安定性・

レーンチェンジのハンドル操作の車体の

挙動などは一般の1,200㏄レベル。

 

なのでeパワーの駆動力だとハンドリングが

やや軽めなのが気になるしワィンディングでも

 

気になったがシャシー剛性がもう少し補強

した方がさらに安心して高速走行を楽しめる。

この辺はスズキのスイフトの方が一枚上手で

1,200㏄自然吸気CVTエンジンだったが性能を

思いっ切り発揮出来る車体剛性が頭に浮かぶ。

 

 

やはり加速が良いと短時間で安全に追越しが

掛けられるので気分が良いので高速道路の走行を

十分堪能出来き楽しめた。

 

高速道路から一般道へ移るとやや日が傾き

始め渋滞にハマってしまうがアクセル基本

 

アクセルペダル一つで速度を操作出来るのは

非常に楽だと言う事を再確認する。

 

ここで気になったのはフロントガラスが

UⅤカット率が高いタイプなのか他の

 

車種と比較して夜間は薄暗く感じてしまい

慣れるまでは注意が必要。

交差点で停車時にエンジンが起動すると

2,000回転位は回転が上がるので丁度暖気

 

運転時の様な少し騒がしい感じに一時的に

なる部分がある。

(Sモードで走り過ぎの部分もあるが)

 

今回は72.9㎞走行し渋滞2割・流れの良い郊外3割・峠道2割・

高速3割で走行した。

 

Sモードで走行しアクセルは無駄な踏み方は

しないが必要に応じてキビキビ走行した

シチュエーションが多かった。

 

給油量は4?で満タン法で計測

平均燃費は18.22km/L

 

ガソリンタンクが41リットルなので

満タンで747km走行が可能。

 

実際は給油まで残量5リットルとして

650kmは安心して走れる。

 

それに今回はSモードでアクセルを

好きなだけ踏んだのでノーマルや

エコモードの場合はリッター20km以上は

確実に走るだろう。

なので一回の給油で700kmは安心して走行が

できる。

 

やはり一回あたりの給油での航続距離が

長いのは魅力的だ。

 

日もどっぷりと暮れてeパワーの乗車を終了し

車体を眺める。

 

最初はややゴツゴツとしたフロントマスクだが

質感が高く見ていても満足する一台だ。

 

 


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