
子供の頃からとにかく「しゃべる」事が苦手だった自分
小学生の頃は黙っていることが多かったし中学、高校、大学
と何とか無難に人並みには話すが長い時間人といると会話に
困ることが多く焦れば焦るほど何も話せなくなる。
単に話すだけなら簡単だが誰でも自分は人に良い印象を持って
貰いたいものである。
だから単に話好きであると聞き手によっては不快に感じてしまい
自分の信用までもなくしてしまう。
逆に相手がどう感じるか?を気にし過ぎると今度は相手の
腹を探りながら話してしまうので何ともぎこちない会話に
なって気まずい雰囲気になった経験も何度もある。
いっその事人間関係の無い世界で生きられたらどんなに楽で
あろうか?と本気に思った。
20代の会社員の時こんな経験をした。
ある宴会の席で座る席の場所をくじ引きで決める事になった。
私が座っていた隣の席にある同僚がくじ引きで座る事になった
のだが座った途端同僚が・・
「オレこの席より向かいの席が良い」と言って勝手に席を移って
いった。
人一倍人目を気にする自分は大きな棒で殴られたかの様な
大きなショックを受ける。
その後のビールも料理の味など解りもしない・・
一体何が悪いのだろう・・
さすがにあの時は心に大きなダメージを背負った。
ただ変な所があって趣味の鉄道や旅行の話でひょんな事から
話が盛り上がったりする事がたまにある。
その時だけは人が変わった様に「もっと話をしたい!」と思う。
全くもって自分勝手な性格・・
要は自分にも話のネタや相手との会話の術が理解できて
相手と共感できたり笑ったりできればやりたい自分がいる。
現在の私ならば余程変わった性格の人でない限り普通に会話ができるが
話下手の人はどうやら「話さなければ!」と言う意識が強すぎる傾向が
ある。
とにかく緊張して一方的に話してしまい傍からみれば会話しているかの
様に見えるが相手は話を聞かされているだけ・・
相手も自分に対してつまらない人に思えるしこの「会話しているかの様に
見える」が実は周りにたいして「ああこの人はコミュニケーションが出来
る人」と自分を良く見てもらいたい気持ちがあるなと今なら理解出来る。
ドラマの台本の様にセリフがあるのではない
相手の話を理解する⇒それに対してリアルに反応し答える⇒
自分の答えに相手が答える⇒・・・
それの繰り返しでこれが理解出来れば割と簡単に人間関係は構築できる
他にも簡単な実践があるので機会があればまた書込みする予定である。